Jun 14, 2014

米ノ山クライム&若杉の湯


今回は、久しぶりに篠栗の米ノ山展望台まで登ってきました。
パラグライダーの基地があったり、夜景スポットとしても有名ですね。

空港を北に抜けて、県道607号を東へ進み、543号へ入ってその先を上がっていきます。
「若杉の湯」とか「奥の院」とか看板が出ていますが、展望台への道中にあるスポットなので、これらの看板を辿って進むとよいでしょう。

見えてきましたぁ…


新緑から溢れ出るマイナスイオンを
肺胞の一つ一つに感じるぜ!……



木漏れ日の中をひたむきに登り続けます。

展望台の標高は600m弱ですが、
ところどころ険しい上りがあるので
それほど余裕はありません…

山はね、自分との闘いなんですよ。
体力的なことだけを言っているんじゃありません
日常を離れて、雄大な自然の中を無心で登っていると
自分の小ささを目の当たりにするんですね
瑣末なことに怒ったり、悩んだりすることが馬鹿らしくなるっていうかね
そういった自省の中で、本当に大切なモノっていうのが見えてくる

しかもね、それだけじゃない
誰に言われたからでもなく、
己(おのれ)の意志で己に打ち克った者には
特別なご褒美が与えられるんですよ

ほら、長い長い上り坂もこれで終いだ
眼前に広がる感動的な光景を、思う存分堪能するがいい!








は?

「It's Cloudy Today.」状態なんですけど


しかも、下ろうとしてギアチェンジした途端にチェーン外れとるし…

「踏んだり蹴ったり殴り倒されたり」ですよ!



ふもとの篠栗辺りはなんとか目視できました。


屋根付きの休憩所で一服!

途中で登山道へも分岐しています。






趣深い寺や色彩豊かな花々が随所にあって、とても癒やされます。

☆あじさい☆

こっちは険し目な登山道





そして…

お待ちかねの「若杉の湯」に到着です。


地元の野菜が購入できます。

建物はすべて木造で、辺りの自然と調和しています。

中庭。喫煙OKなのはうれしい!



入浴料は大人一人800円。
比較的高めでしょうか。

しかし、サウナや露天風呂まで完備してあり、とてもキレイです。
浴場の雰囲気もとても良く、ほかにお客さんがいなかったこともあって
のんびり1人で露天風呂を満喫してきました。

まあ、小枝や小さい虫が浮いていたのは自然の中ということでご愛嬌でしょう。
展望台では大量の小蝿にたかられましたし。



そして、牛乳配達員の方にパシャリしていただく。おばさん、お仕事中ありがとうございました!


ちなみに、家族風呂は500円の追加料金で利用可能です。
店内には、マッサージチェアや軽食が食べられるレストランもあってとても快適。
是非また利用したいです。


と、まあこんな感じのゆったりした休日でした。
これからも少しずつ距離を伸ばしていろんなとこに行ってみようと思います!



いじょう++


Jun 10, 2014

都久志の湯&竈門神社 歴史と癒やしのポタリング!



1.知る人ぞ知る名湯、『都久志の湯』

最近は二日市温泉に足繁く通っていた私でしたが、今回はほんの少し足を伸ばして太宰府の『都久志の湯』まで行ってきました。

名高い二日市温泉が近くにあるためか、こちらはあまり有名ではないようです。しかし、知り合いから仕入れた情報によると、「露天の風呂」で「地元民御用達の隠れた名湯」らしいのです。

「例えばお前が偶然とてもウマい『ニラ饅頭』屋さんを見つけたとする。そのウマさは一日20個食べても飽きない程のものだ…ニンニクが効いているにも関わらずだぞ!…そしたらお前はその『ニラ饅頭』屋のことを誰かに教えようとするか?…いや、お前がバカでない限り教えたりはしないはずだ。みんなが買いに来たら売り切れてしまうからな!…」
と、意味不明な喩(たと)えまでされて力説されましたが、要するに他人に教えたくないほど素晴らしい温泉だそうです。そこまで言うなら行ってみようかな、と。

ちなみに、『隠れた』とか言われているだけあってなかなか見つけにくい場所にあります。
県道35号を南から進むと、何か間に合わせで作られたような小さな看板が右手に見えてきます。
案内板の矢印の先には畑とかビニールハウスとか木材加工場とか中古車整備工場とかしかありません。大丈夫です、めげずに進みましょう!(そこがかなりタフな上り坂であってもです!)

県道から入って細い道を行くこと1km程度でしょうか?いよいよ都久志の湯のお目見えです。



2.秘湯?

ちょうど中に入ろうとしていたお兄さんに写真を撮って頂きました。しかし、サウナの中で再び対面した時にお兄さんの上半身に「立派な和彫り」が入っているのを目にした私は、宿題を忘れてきた小学生のようにオドオドして失禁寸前でした。

なんとか辿り着いた『都久志の湯』。
広大なコンクリート敷の駐車場…店内のいたるところに無造作に配置された『型落ちのスロット』…加藤鷹と江口洋介を足して2で割ったような受付のお兄さん
……
……
え、うん。全然いいんだけどさ、
秘湯じゃないよね!
まあ『ニラ饅頭』を喩えに思いつくような「歩く増幅器」の話を鵜呑みにしてしまった自分が悪ぃや!


(勝手な)期待は裏切られる結果となりましたが、お客さんがあまりいなかったこともあり存分に満喫出来ました。
お湯は循環湯ではありますが、清潔に維持してあって全く問題ありません。
特に露天風呂は最高。山の中にあるので、小鳥のさえずりや虫の声が聞こえてくるのもまた一興です。
市街地では見られない変わったトンボも見ることができました。おもしろい。
ただ、露天風呂の周りはほとんど植木や柵で囲まれていたので、パノラマビューってわけにはいきませんでした。女湯や家族風呂だとまた違うかも。

また、広々として中庭や休憩所、カフェなどもあって、湯で疲れをとった後はのんびりくつろいで過ごせます。
ちょっと行きにくい場所にあるのは否めませんが、500円でサウナや露天風呂を楽しめるのならたまに遊びに行きたくなりますね。



3.縁結びでフィーバー中!?宝満宮『竈門神社』

『都久志の湯』から1km程行くと、創建1350年の由緒正しき神社、『竈門(かまど)神社』があります。
ついでに立ち寄ってみました。

家に帰って調べてみると、なんと「縁結び」で有名らしいです。
だから女子大生があんなところにたくさんいたのか。
ん…女子大生のホットスポットにノーパンでピチピチのスパッツを履いた男が乱入してもよかったのか?巫女さん連中のあの嘲笑はそういうことだったのか?……

神様、そりゃああんまりですよ!賽銭100円も入れたのに!


ま、そういうのはさて置き。
『竈門』って何なの?って思ってたら、宝満山のことを昔は『竈門山』って呼んだらしいですね。
最澄やら空海といった高僧や、遣隋使・遣唐使などもこの九州と大陸を行ったり来たりしましたよね。で、大宰府政庁からして鬼門(北東)にあたる宝満山で、航海の安全や目標成就のために祭祀が催されたのが始まりだそう。

また、最近は社務所が超オシャレに建てなおされて話題になったそうです。

確かにこれは綺麗。裏から見たときはレストランか美術館か何かかと思いましたよ。







そして、縁結びの御利益か、早速うれしい出会いが。


感じたんですね、筆舌に尽くし難い何かを。

目を向けると、そこにあの子がいたんです。

まるで導かれるようにそばへ駆け寄りましたよ。

ハッとさせるような、心を底から揺すぶるような純朴な目。

私は思いましたよ。あぁ、これが恋なんだって。

私達の間に、言葉は要りませんでした。

みなさんもね、こんな目を向けられたら、きっと言葉が陳腐なものに見えてくると思いますよ…











かわいい(確信)






こうやってブラっと立ち寄った所が当たりだったら、とても楽しくなりますね。
近場でもまだまだ面白い場所がたくさんありそうです。

これからもちょっとずつチャリのことを書いていこうと思います。いじょう!