Sep 11, 2016

Kinesis Advantage2 - 機能の説明 -


 簡単に日本語でまとめておきましたので、良ければ参考にして下さい(まだまだ追記予定)。
 間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
 また、仮想ドライブ内のファイルの編集を誤ると動作は保証できません。責任は負いかねますので悪しからず。

No. 機能 操作 説明
5.1
6.2
Qwerty Layoutを有効化 Program+ F3 Qwerty Layout に切り替え。デフォルトではこの設定。
5.2
6.3
Dvorak Layoutを有効化 Program+ F4 Dvorak Layout に切り替え。
5.3
6.4
Mac Modeを有効化 Program+ F5 親指キーをMac Mode に切り替え。
5.3
6.5
PC Modeを有効化 Program+ F6 親指キーをPC Mode に切り替え。Windowsキーが右Altキーの入力となる。
5.3
6.6
Windows Modeを有効化 Program+ F7 親指キーをWindows Modeに切り替え。デフォルトではこのモード。
6.1 Configuration Status Reportのプリント Program+ Esc Configuration Status Report のプリント。各設定値を文字列で確認できる。メモ帳などのアプリケーションを開いて文字入力が可能な状態にしておく必要がある。
なお、この情報は「v-drive > active > state.txt」に保存される。通常このファイルを直接編集する必要はないし、推奨されない。
6.7 Key Click の有効化/無効化 Program+ F8 Key Click を有効/無効にする。その名の通りいわゆる「クリック音」のことで、キー入力が発生したときにAdvantage2本体から微かな「ピッ」という音が鳴る。キー入力の度に聴覚情報を与えることで無駄な底打ち(指の疲労を促進してしまうとKinesisは考えているようだ)を防ぎたいらしい。デフォルトでは有効となっている。
6.8 Special Action Toneの有効化/無効化 Program+ Shift + F8 Special Action Toneを有効/無効にする。Special Action ToneとはKeypad, NumLock, CapsLock, ScrollLock等の特殊な操作が行われたときに発せられるビープ音のことである。デフォルトでは有効となっている。
6.9 ソフトリセット Program+ Shift + F9 -
6.10 Macroの無効化 Program + F10 一時的にマクロを無効化する。
6.11 Macroの記憶 Program + F11 ~ マクロの記録を開始する。
1. 「Program + F11」のあと、LEDが高速で点滅し始めるので、マクロのトリガーとなるキーを入力する。単一のキーでもよいし、Altキーなどの修飾キーとの組み合わせでもよい。
2. LEDの点滅速度が遅くなる。マクロとして登録したいキーを順に入力していく。
3. Programキーを押して入力を終了する。
6.11 Macroの削除 Program + F11 ~ 記録したマクロを削除する。
1. 「Program + F11」を押したあと、削除したいマクロのトリガーを入力する。
2. 何も入力せず、Programキーを押す。
※もちろんqwerty.txtやdvorak.txtの当該行を削除する方法もありだが、くれぐれも慎重に。
6.12 キーのリマップ Program + F12 ~ キーをリマップする。
1. 「Program + F12」を押すとLEDが高速で点滅するので、リマップさせたいキーを入力する。
2. LEDの点滅が遅くなるので、割り当てたいキーを入力する。
※1回の操作でキー同士のスワップはできない。入れ替えたいそれぞれのキーに対して、上の操作を行う必要がある。
7.1 マクロ再生速度の調整 Program + pause + {1-9} マクロの再生速度を調整する。Program + Pauseを押すとLEDが高速点滅し始めるので、1~9のいずれかのキーを入力する。
7.2 ハードリセット (接続時/ブート時に) rCntl + F9 -
7.3 Power User Mode (PUM)をオンにする Program+ Shift + Esc Power User Mode (PUM)をオンにする。
v-driveを開く等といった操作の際に要求される。なお、これがオンのとき、ステータスリポートには『Power user mode> on』とプリントされる。
7.4 "Kinesis KB" V-drive を開く (接続中/要PUM) Program + F1 / (接続時に) Ctrl + F8 「Kinesis KB」という仮想フラッシュドライブを開く。Advantage2接続中ならProgram + F1を押す。未接続なら接続時にCtrl + F8を押し続ける。
※接続時に毎回V-driveを開きたいときは、state.txtに次の文字列を追加して保存する。「v_drive_open_on_startup_ON」編集は自己責任で。
7.4 "Kinesis KB" V-drive を閉じる Program + F1 / (アンプラグ) 左記のいずれの方法でもよい。Advantage2の接続を保ったままV-driveを閉じるときは、Program + F1を押す。
8.0 ファームウェアアップデート (要PUM) Program + Shift + U 1. Kinesisのウェブページ(http://www.kinesis.com/advantage2-resources/)よりアップデートファイル(.upd)をダウンロード
2. PUMをアクティブに
3. Kinesis KB\firmware にupdファイルを配置
4. アップデートファイルを「update.upd」にリネーム
5. 「program + shift + U」
6. すべてのLEDが4回点灯後、10-12秒程時間を要す。ステータスリポートをプリントしてバージョンの更新を確認(アップデートが成功するとupdate.updは消滅)。

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