上の写真は、巷で話題の「シュネッケン」である。電気コードのカバーではない。歴とした食べ物だ。
話題の理由はそのマズさ。Web上にも様々な感想が挙がっている。
「タイヤのような味がする。食べたことないけど、多分こんな感じか、これよりいくらかはマシだと思う」
「自分の好奇心を今ほど疎ましく思ったことはないわ・・・」
「やっぱりやめときゃよかったんだ。そもそもこれを食べ物と思ったオレが愚かだった。」
と、大層大袈裟なことを皆さんおっしゃっています。
ホントかよ!?コイツらもTVの罰ゲームみたいにやたらオーバーにリアクションして、注目されたいだけじゃねーの?どうせ大したことねーだろ!と懐疑的なオレは、友人といるときにふと思い出し、二人で食べてみることにした。
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くそマズいじゃねーか!!!
手に取ったときの臭いはね、それほどでもないんですよ。
でも口に入れてからが地獄。
噛んだ感触がもう輪ゴムそのもの。
口いっぱいに広がり鼻から抜けてゆく得体の知れない薬物臭。
例えるなら、強烈な臭いのお香を3,4本ほど全力で噛み砕いているような感じ。
路上に吐き出すわけにもいかず、二人して口も開けられず涙目で顔を見合わせ、
パニックで意味もなく必死にうなずきながら飲み込みました。
「いやー、やばかったね」
「ウマい、マズいとかいう問題じゃないわ。酷すぎる」
と、一難去って言葉を交わすオレたち。
しかもね、2人とも丸々1個食べたわけじゃなく、ちょっとかじっただけなんですよ。
それでこの有様。恐れ入りました。
なんでもこの味はリコリス(甘草)というもので、極東では漢方薬などの原料とされてきたものですが、ドイツとか北欧とかでは甘味料とされていて、ポピュラーな食べ物として子供の頃からみな好んで食べるようです。
感想:世界はかくも広いものか
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