Dec 6, 2013

Loudboxer - Speedy J


私がテクノのDJをしたいと思い始めたのはいつからだったろう。


小学生のころ兄がbeatmaniaをプレイしていたのを傍から見ていたときか。

高校生のころ友達からSystem FのアルバムやRichard D. James Albumを借りたときか。

それとも、中学生のころ見たAVの終わり際に突如流れだすアンビエントテクノを聞いて恍惚としていたときか。。。


最後のも含めて(!)どれも冗談じゃないですが、一番の契機となったのは高2のときにこの「Loudboxer」を買ったことだったと思う。序盤から畳み掛けるような疾走感で始まる未知のグルーヴ。衝撃でしたね。気がついたらCDコンポのボリュームをこれまで上げたことのない音量まで上げてしまっていて、親から訝られました。

アルバムとしてのリリースですが、内容は全編Mix調のハードミニマルです。後半にはLive録音も収録されています。今聴き返してみると、やっぱり硬派。でも、ハードなんだけどハードすぎない、インテリジェンスなバランスで非常に完成度が高いです。超クール。

これを聞いたときのショックからか、DJしているときは硬質なミニマルを好みました。
Adam BeyerのDrumcodeや、Chris LiebingのCLRには特にお世話になりました。・・・今思うと2人ともJochem George Paap(Speedy J)と昔から関わりが深いですね。うむ。
いろんな音楽、それこそハードテクノとは対極にあるようなフォークソングなんかも大好きなんですが、やはりDJでプレイするならテクノがいい。テクノの良さはその抽象性にあって、何かを押し付けるんじゃなく聴き手が自由に解釈できることに魅力を感じるって、誰かも言ってますね。




最後に。beatmaniaで一番印象に残っていた曲を調べてみると・・・


やっぱミニマルじゃねぇか!!!

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