Feb 17, 2014

舌には正しい位置がある!ひょっとしてあなたも「低位舌」?

photo credit: Lotus Carroll via photopin cc



「低位舌(ていいぜつ)」。舌のトレーニングについて調べていたら目にしたこの言葉。


低位舌とは

舌の位置を意識したことはありますか?実は歯列や顎の成長など様々なことを考えたとき、科学的に正しい位置というのが存在します。「スポットポジション」と呼ばれ、舌の先が前歯のすぐ後ろの歯茎に付く位置のことです。舌でポンッと音を鳴らすときの、鳴る直前の位置をイメージしたら分かりやすいでしょう。舌がこのスポットポジションに収まっていないとき、つまり適切な位置よりも低い位置にあることが「低位舌」です。


原因

原因は幼年期の悪い習慣が大半のようです。おしゃぶりのくわえ過ぎや、口呼吸が代表的な例。私もアレルギー性の鼻炎で小さいころは鼻が詰まりやすく、口で呼吸している時間が長かったです。


影響

では、低位舌によってどのような障害が起きるのでしょうか?

1.口内の乾燥
  口臭悪化、舌苔ができやすい、歯周病、虫歯、風邪を引きやすい
2.気道を狭くする
  いびき、睡眠時無呼吸症候群
3.舌の筋力の未発達
  二重あご、顔が長くなる、首や肩のこり、あごが健全に発達せず歯並びが悪くなる

上記のように、健康面や美容面に大きな影響を及ぼします。


低位舌の解消

重度の低位舌の人は、常に舌が下の歯にくっついているので舌の側面が歯型にそってギザギザになってしまうようです。私はそこまでは至らないので軽度の低位舌というところでしょう。調べてみると「あいうべ体操」や「ガムトレーニング」など様々なトレーニング方法があるみたいですが、軽度の人は「スポットポジションを保つ」だけで解消されると知って、ここ3週間程実践しています。
効果の程ですが、「あごの輪郭がすっきりした、たるみが無くなった」、「口の中が唾液で潤っている」ことをハッキリと実感できるほどの順調な経過です。初めの2,3日は舌の根元や首の後ろが軽い筋肉痛になりましたが、すぐに慣れました。腹筋と背筋を鍛えることで体幹が真っ直ぐになるように、舌を鍛えると首の位置も矯正される気がします。本を読むときやPCを操作している時にも、舌の位置を意識することで全身の姿勢が改善されるようになりました。意識しなくてもできるようになるまで続けていこうと思います。



以上です。

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